日々の忙しい中で音楽を流したり、時間を確認したりする際に重宝するスマートスピーカーのアレクサですが、予期せず音を出すことに困惑したことはありませんか？
私の家でもアレクサを頻繁に使用しており、通常は突然の音に大きな反応を示さないのですが、頻繁に起こると少し気になりますよね。
この記事では、アレクサがなぜ突然音を発するのか、その音を停止させる設定方法を紹介します。
さらに、アレクサが突然話し始める原因と対応策、反応しなくなった場合の解決方法についても詳しく説明します。
この情報が役立つことを願っています！
アレクサが突然鳴る問題への対応策
アレクサが突然音を出す問題の解決策は、主にデバイス設定の見直しにあります。
多くのアレクサユーザーが経験しているであろう、予期せず音が鳴る現象。
これには驚くこともしばしばですよね。
私の家にもアレクサがあり、呼びかけていないのに音が鳴ることに何度か驚かされました。
この問題は、さまざまな原因がありますが、設定変更によって解決できることが多いです。
今回は、アレクサが突然音を出す原因とそれに対する解決策をいくつかご紹介します。
以下に、アレクサから音が鳴る主なパターンを3つ挙げます。
Bluetoothの不安定な接続による音
最初に、Bluetooth接続が不安定な場合に発生する音についてです。
アレクサから「ピポッ」や「パポッ」といった音が突然鳴ることがあるかもしれません。
これはBluetoothの接続が安定しないために起きることが多いです。
この問題の解決には、「アレクサ、接続を切って」と声をかけることで簡単にBluetooth接続を切ることができます。
また、アレクサアプリやデバイス本体を用いて接続を解除する方法もあります。
通知音の設定が原因の音発生
次に、通知音の設定によって音が鳴る場合です。
デバイスが特定の通知を受け取った際に、短いサウンドで知らせる設定がされていることがあります。
アレクサアプリを用いて、それぞれのデバイスに対して通知音をOFFに設定することが可能です。
＜通知音をOFFにする方法＞
1.アレクサアプリで「Echo・Alexa」を選び、設定を変更したいデバイスを選択します。
2.右上の歯車アイコンから設定画面へ進みます。
3.「サウンド」の項目を選び、下にスクロールします。
4.「通知」を選び、「デフォルト」から「なし」に変更して設定完了です。
夜間自動音量調整が原因の突発音とその対策
アレクサが夜間に突然音を出す一因として、自動音量調整機能が関係しています。
特に「Echo Dot」のようなモデルでは、深夜の時間帯（主に午前2時から4時の間）に短く「プッ」という音が鳴ることがあります。
これは、アレクサが指定された時間に音量を自動的に調整しているために発生します。
多くの場合、購入時の設定で「朝の音量」が自動で調整されるようになっていますが、これはデバイスによって異なり、全てのアレクサで起こるわけではありません。
夜間にこの音によって驚くことがないように、設定を変更することをお勧めします。
以下に「朝の音量」設定をOFFにする手順をご案内します。
＜「朝の音量」設定をOFFにする方法＞
1.アレクサアプリで定型アクションを開きます。
2.「朝の音量」という項目を選択し、OFFに設定します。
止まらないタイマー音への対応策
アレクサのタイマー音が止まらない場合、いくつかの対処法があります。
アレクサに「ストップ」と指示しても反応しない時は、デバイスにボタンがあれば、上部にあるアクションボタンを押して一時停止を試みましょう。
さらに、アレクサ周辺に電子レンジやBluetoothなど、電波の干渉を引き起こす機器がないか確認することも大切です。
それでも音が止まらない場合は、デバイスのリセットが必要になるかもしれません。
以下の手順でリセットを試してください。
1.ミュートボタンを押した後、約15秒間アクションボタンを長押しします。
2.ライトがオレンジ色に点滅したら、デバイスのセットアップを再度行います。
アレクサの予期せぬ反応への対処法
アレクサが突然話し始めることは、テレビやラジオの音、または日常会話がアレクサの呼びかけと誤認された場合に発生します。
家庭で使用されるアレクサが突然反応して話し出すと、誰しも驚く経験をすることでしょう。
これは、テレビやラジオからの音や日常の会話がアレクサのアクティベーションキーワード、いわゆるウェイクワードと間違えられた時に起こります。
例えば、通常「アレクサ、電気を消して」という呼びかけで使用する「アレクサ」というキーワードがそのウェイクワードですが、日常の会話で似た音の言葉やテレビのCMで「アレクサ！」と呼ばれる声に反応してしまうことがあります。
Amazonではこのような誤反応を減少させるために技術改善を進めていますが、まだ改善途中です（2022年8月現在）。
ここでは、アレクサが突然話し始めた際の対応策や、誤反応による音声履歴の削除方法についてご紹介します。
ウェイクワードの変更で誤反応を減らす
アレクサの誤反応を減らす方法の一つとして、ウェイクワードの変更があります。
ウェイクワードとは、アレクサを操作するための起動キーワードです。
現在（2022年8月現在）利用可能なウェイクワードは以下の4つです。
・アマゾン
・エコー
・コンピューター
ただし、現時点では自分で任意の名前を設定することはできませんが、将来的にはそのような機能が追加されることを期待しています。
ウェイクワードを変更する手順は以下の通りです。
1.アレクサアプリでデバイスを選択。
2.変更したいデバイスを選んで、右上の歯車マークをタップ。
3.ウェイクワードを選択して、リストから好みのワードを選んで変更。
各デバイスごとにウェイクワードを変えることができるので、より効果的に誤反応を防ぐことができます。
通常「アレクサ」と設定されていますが、名前を変えることで誤反応の頻度に変化が見られる場合があります。
アレクサの音声注文による誤購入防止設定
アレクサを利用する際、誤って音声注文をしてしまうリスクを避けるための設定方法をご紹介します。
例えば、2016年にアメリカで発生した、6歳の女の子がアレクサを通じてドールハウスを注文してしまったというエピソードがあります。
親が知らぬ間に実際に商品が届いたこの話は、かわいらしいエピソードですが、意図しない注文は問題ですよね。
このような誤注文を防ぐためには、音声ショッピングの設定を変更することが効果的です。
＜音声注文を禁止する設定方法＞
- アレクサアプリを開いて、「その他」を選択します。
- 「設定」に進み、「アカウントの設定」を開きます。
- 「音声ショッピング」の項目をOFFに設定します。
また、購入時に認証コードの入力を求める設定を行うことも可能です。
これにより、特に子供がいる家庭では、安心してアレクサを使用することができます。
アレクサの突然の関西弁対応とその対処法
アレクサが突然関西弁で話し始めることがありますが、これには明確な原因が特定されていません。
関西地方に住んでいる場合、アレクサが地域に合わせて関西弁で応答することがあるようです。
しかし、これは推測に過ぎず、アレクサが学習機能を通じて周囲の環境や過去の会話から関西弁に対応した可能性があります。
関西弁での応答が続く場合は、以下の対処法を試してみてください。
- アレクサの電源を抜いて再起動します。
- 再起動後、「アレクサ、標準語に戻して」と何度か話しかけます。
もし上記の方法で改善されない場合、Amazonのカスタマーサポートに相談するのが良いでしょう。
アレクサが突然応答しない場合の原因と対策
前回はアレクサが予期せずに話し始めるケースについて説明しましたが、今度はアレクサが反応しなくなる原因とその解決策について掘り下げてみましょう。
これは日常で起こり得る問題であり、簡単な対処法がいくつかあります。
アレクサが反応しない主な理由
アレクサが突然反応しなくなる原因は主に以下の2つです。
Wi-Fi接続の問題
アレクサが応答しない場合、最も一般的な原因はWi-Fi接続に関連する問題です。
アレクサが「はい」と応答した後、何の反応もない場合や完全に応答しない場合、Wi-Fi接続が不安定か切断されている可能性が高いです。
アレクサのライトリングがオレンジ色に点滅していれば、接続の問題を示しています。
まずは他の端末でWi-Fiが正常に動作しているかを確認し、問題があればルーターを再起動することをお勧めします。
サービス障害が起こっている
もう一つの可能性はサービス障害です。
アレクサが「すみません、ちょっとうまくいきませんでした」といったメッセージを返す場合、サービス側に何らかの障害が発生していることを示唆しています。
この場合、ユーザーが対処できる方法は限られており、基本的にはサービスの復旧を待ち、その後でアレクサに再度声をかけてみるのが最善です。
アレクサが応答しない時の簡単な対処法7つ
アレクサが突然反応しなくなることがありますが、そのような時に試すことができる対処法がいくつかあります。
ここでは、それらを簡単に実行できる7つの方法を紹介します。
コンセントの接続をチェック
アレクサが動作しない場合、最初にコンセントの接続がしっかりとされているかを確認しましょう。
場合によっては、電源コードがゆるんでいる可能性があります。
アレクサの再起動
一時的なトラブルであれば、アレクサを再起動するだけで解決することがあります。
電源をオフにして数分待ち、再びオンにしてみてください。
設定のリセット
問題が続く場合は、アレクサの設定を工場出荷時の状態にリセットすることを試みてください。
リセットの方法はモデルによって異なるので、適切な手順を確認しましょう。
マイクのミュート解除
アレクサのライトが赤く点灯している場合、マイクがミュートされている可能性があります。
マイクミュートボタンを押して解除してみてください。
アクションボタンの使用
アレクサが応答しない時は、アクションボタンを使用して直接コマンドを入力してみましょう。
設置場所の変更
Wi-Fi信号の問題が原因で反応しない場合、アレクサの設置場所をWi-Fiルーターに近づけるか、他の電子機器から離してみてください。
ライトの色の確認
アレクサのライトの色は、様々なトラブルのヒントを提供します。
例えば、赤色はマイクミュート、紫色はWi-Fiの問題を示しています。
ライトの色を確認して適切な対処をしましょう。
アレクサの意外な反応とその対応方法 まとめ
アレクサは現代の家庭で広く使われている便利なデバイスですが、予期せずに音を出したり、突然話し始めたりすることがあります。
この記事では、アレクサが突然反応する理由とその対処方法を総合的に解説します。
アレクサからの突然の音には主に3つの原因があります。
これにはBluetoothの不安定な接続、通知サウンド、そして夜間の自動音量調整が含まれます。
これらの問題は、比較的簡単な設定変更で解消できます。
また、アレクサが急に話し始める原因としては、テレビやラジオ、日常会話が誤ってアクティベーションキーワード（ウェイクワード）と認識されることがあります。
この問題には、ウェイクワードの変更や音声注文の禁止設定を行うことで対応可能です。
さらに、アレクサが関西弁で反応することがありますが、これはデバイスが周囲の環境や地域の言葉に基づいて反応しているためと考えられます。
これには電源をオフにして再起動するなどの方法が有効です。
一方で、アレクサが反応しなくなることもあります。
これの原因としてはWi-Fiの問題やサービス障害が考えられ、対処法は7つあります。
これらはいずれも簡単に試すことができるため、問題が生じた際には焦らず一つずつ試してみるとよいでしょう。
これらの方法で解決しない場合は、Amazonのカスタマーサポートに相談することをお勧めします。
技術に不慣れな方でも、これらの設定は比較的簡単に行えるので、ぜひ自宅のアレクサで試してみてください。
それでは、今回はここまでとさせて頂きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
