ファミリーマートの多数の店舗では、個人デザインのシールを印刷できる多機能コピー機を設置しています。
ローソンもこのサービスを提供しており、スマートフォンやPCに保存した画像をシールにして印刷することができます。
これにより、オリジナルのカスタムシールを手軽に作成でき、消費者には大変好評です。
ここで、シールの種類、素材、価格、作成プロセスについて詳しくご紹介します。
ファミリーマートのシール印刷サービス
ファミリーマートとローソンでは、シール印刷可能なコピー機を段階的に導入中です。
ファミリーマートは2021年冬から、ローソンは2020年春からサービスを開始していますが、すべての店舗で利用可能なわけではありません。
2022年には、ファミリーマートはFamiポートを廃止し、機能をマルチコピー機に統合しました。
シール印刷が可能な店舗を見つけたい場合は、「コンビニ店舗検索-ネットワークプリントサービス」が便利です。
このサービスを使えば、希望するシールのサイズと素材に応じて対応する店舗が地図上で確認できます。
ただし、現在セブンイレブンではシール印刷サービスは提供されていないため、ファミリーマートまたはローソンの店舗を訪問する必要があります。
シール印刷の選べるサイズとその料金
ファミリーマートとローソンで提供されているシールの印刷サイズには、3つのオプションがあります。
サイズによって料金が異なり、L版は200円、2L版は300円、スクエア形式は250円です。
しかし、専用アプリ「コンビニシール俱楽部」を使用してデータを作成し印刷する場合は、料金が変わります。
L版は240円、2L版は400円、スクエア形式は320円となり、アプリ経由の印刷は通常よりも少し高額になる点に注意が必要です。
シール作成におすすめの画像解像度
シールを作成する際、JPEG(拡張子 .jpg、.jpeg)やPNG(拡張子 .png)といったフォーマットが一般的です。
また、PDFファイルからもシール印刷が可能です。
趣味でアイドルや俳優の写真をシールにして、携帯電話やノートに貼る人が多くいます。
キャラクターやオリジナルのデザインでステッカーを作るのも人気です。
これらは部屋の装飾や、カレンダーや予定表として利用でき、便利です。
推奨する最低画素数は「640×480ピクセル以上」。
最小印刷サイズは「320×240ピクセル以上」で、それ以下だと画質が劣化します。
一方、iPhoneの標準カメラで撮影した画像は4,032×3,024ピクセルと高解像度で、画質の問題はほとんどありません。
シール印刷に最適な解像度は600dpiですが、Lサイズや2Lサイズでは300dpiでも十分です。
Lサイズでの解像度は127×89mmで1051×1500ピクセル、2Lサイズでは127×178mmで1500×2102ピクセルです。
シールの耐水性と耐久性
コンビニのマルチコピー機で使われるシール紙は光沢があり、滑らかな表面をしており、高い耐水性を持っています。
濡れたティッシュで拭いても色が落ちません。
しかし、紫外線には弱いため、夏の直射日光下での使用は色あせの可能性があります。
それでも、シールは屋外で2週間貼り付けた後も剥がれることなく、耐久性を保ちます。
紫外線に注意しながら使用すれば、長く楽しむことが可能です。
コンビニで学ぶシール作成の5つの方法
コンビニの多機能コピー機を使用して、スマートフォンやコンピュータに保存されたデータからシールを印刷する方法は5種類あります。
これらの方法は、10桁のユーザー番号の有無によって操作が異なりますので、ユーザー番号をお持ちの方は、コンビニへ行く際に番号を忘れずに持参してください。
5つの主な印刷手法
1.USBメモリやメモリカードを使用してコピー機にデータを転送する方法
◾️対応メディア:USBメモリ(Type-A/Type-C)、SDカード/microSDカード、メモリースティック デュオ、CD/DVD。
2.スマートフォンアプリ「PrintSmash」を利用してコピー機にデータを送る方法
事前にアプリをダウンロードし、Wi-Fiを通じてデータを転送します。
3.ウェブサイトからコピー機へ直接画像をアップロードして出力する方法
4.スマートフォンアプリに画像を登録し、それをコピー機で直接出力する方法
5.LINEを通じて画像を送信し、コピー機で出力する方法
これらの方法を使用する際には、コピー機で10桁のユーザー番号を入力する必要があります。
コンビニでのシール作成手順
印刷方法によって異なる操作手順をファミリーマートとローソンで行いますが、基本的には画面の指示に従って操作すれば印刷できます。
⚫️ユーザー番号がない場合は、「写真・文書プリント」を選び、次に「画像プリント」、最後に「シール紙」を選択します。
⚫️ユーザー番号がある場合は、「ネットワークプリント」で番号を入力し、その後「画像プリント」または直接「シール紙」を選択することができます。
利用可能なシール紙のサイズもさまざまです。
・ましかくプリント:L版か真四角どちらか選択 ※別名スクエアプリント
・インデックスプリント:L版に20コマ2Lに40コマ
・カレンダープリント:L、2L版共にファイルとカレンダーの印刷
・証明写真プリント:L版1種類 ※用紙サイズではなく証明写真の種類の選択
まとめ
今日では、誰でもコンビニを利用して独自のシールを簡単に作成できます。
この便利さは多くの人に支持されています。
ただし、シール印刷サービスを提供しているのはファミリーマートとローソンの一部店舗だけなので、利用前には店舗の情報を確認してください。
それでは、今回はここまでとさせて頂きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。